OpenMG Jukebox 2.2 から CDDBControl.dll 以外に CDDBUI.dll というファイルが必要になります。ここでは OpenMG Jukebox 2.2 以外のソフトウェアを利用しますので、各ソフトウェアの使用許諾に従ってください。
注意!
SonicStage 1.5.50 にバージョンアップすると CDDB2 が使えなくなります。どうしても使いたい人は 1.5.50 にバージョンアップしないようにしてください。
用意するもの
OpenMG Jukebox 2.2、SonicStage 1.0/1.1、SonicStage Premium 1.0
以下のソフトウェアのどれか
・
Windows CDDB SDK(要登録)
・
Music Label 2001 7.12 以降(シェアウェア)
・
BeoPlayer 2.0(フリーソフト)
1.DLL の登録
CDDBcontrol.dll と CDDBUI.dll を含むソフトウェアをインストールし、CDDBcontrol.dll と CDDBUI.dll がパスの通った場所にインストールされたことを確認します。Windows CDDB SDK の場合は CDDBcontrol.dll と CDDBUI.dll を C:\Windows\System(Windows2000 では C:\Winnt\System32)にコピーします。バックアップを取っていたなど手動でコピーした場合には次のコマンドを実行して DLL をレジストリに登録してください。
regsvr32 "~" (~には CDDBcontrol.dll と CDDBUI.dll のある場所をフルパスで入力)
例: regsvr32 "c:\winnt\system32\cddbcontrol.dll"
例: regsvr32 "c:\winnt\system32\cddbui.dll"
2.レジストリ設定
レジストリのキー [HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Sony Corporation\****\CDInfo] に、 「enableCDDB」という名前の dword 値のデータがあり、標準では0になっているので、これを1に書き換えます。 この操作によって OpenMG Jukebox の CD 情報検索サイトの選択リストに CDDB2 が追加されます。
また[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Sony Corporation\****\CDRipper] にある CDAccessID を1から0に変更してください。お使いのソフトウェアごとに **** のレジストリ値が違うので、一覧を下に挙げておきます。
お使いのソフトウェア → **** にあたるレジストリ値
OpenMG Jukebox → OpenMG Jukebox
SonicStage → SonicStage
SonicStage LE → SonicStage
SonicStage Premium → SonicStage Premium
3.情報の取得
あとは CD を入れて検索するだけ。Media Bar 3.2 経由で検索するよりも圧倒的に楽です。
この方法でうまくいかない場合には「ツール」→「設定」の CDDB2 タブを開き、「プロキシサーバーを使用する」のチェックボックスをはずしてみてください。
CD 情報を取得するときはいったん HDD に保存してから検索すると情報が取得できるようです。
※ SonicStage 1.2 での CDDB2 対応について
SonicStage 1.2 からは上記のレジストリ書き換えだけでは設定画面に CDDB2 のタブが出てきません。調べてみるとどうも英語圏の OS 上でのみ CDDB2 のタブが出るように変更されたようです。WindowsXP を使ってコントロールパネルの「地域と言語のオプション」から英語圏に変更。その後 SonicStage 1.2 を立ち上げると CDDB2 タブが出てきました。ですが画面写真の通りほぼすべての日本語が ?? という文字に置き換えられていて使い物になりません。SonicStage 1.2 では CDDB2 を利用することはほぼ無理といえます。