Warning: Parameter 1 to NP_TrackBack::event_InitSkinParse() expected to be a reference, value given in /home/users/0/sunnyday.jp-riskycat/web/nucleus/libs/MANAGER.php on line 414
SatelliteMG 荒廃か?それとも繁栄か?
SatelliteMG Logo
Total6519310 7days74313 Yesterday8659 Today9383
since 2000/02/14
Open Space !!
Open Space !!
Open Space !!



Warning: Parameter 1 to NP_GPSMap::event_PreItem() expected to be a reference, value given in /home/users/0/sunnyday.jp-riskycat/web/nucleus/libs/MANAGER.php on line 414

Warning: Parameter 1 to NP_GoogleMaps::event_PreItem() expected to be a reference, value given in /home/users/0/sunnyday.jp-riskycat/web/nucleus/libs/MANAGER.php on line 414
icon 2001.05.28 荒廃か?それとも繁栄か?
来月購入予定の Canopus MTV1000 にも関わる話なので
今日は時事ネタを扱っていこうと思う。
それは先週末にいくつかのニュースサイトで情報が掲載された
「タイムシフトに関する特許」について。
元々タイムシフトという言葉は日本人の作り出した言葉で、
歴史は大昔(私にとっては)にまで遡っていきます。
TV キャプチャーなんて存在しない時代、まだアメリカで
ビデオデッキが発売された頃にビデオデッキの発売元である
ソニーが大手映画配給会社(Universal や Disney など)に
訴訟を起こされました。
理由は単純。
「映画がコピーされ、著作権が守れない」というもの。
法廷の場で Sony の証人(出井さんだったような記憶があるが定かではない)
が使った言葉が タイムシフト です。
つまり「ビデオはあくまでも都合の悪いときにいったん録画しておき、
時間をずらして再生するためのもの。
決して映画をコピーするためのものではない。」
そのときの訴訟は今の世の中にビデオデッキが
あふれていることからも想像できるように Sony 側が勝利している。

Tivo 社が米国特許を取得したものは録画しながら再生する
タイムシフトに関する技術であり、ビデオデッキの行っている仕組みとは
言葉は同じでも技術そのものは全く同じものではない。
この特許によって影響を受けるのは GigaPocket や PowerTVR、
WinDVR、Smart Vision TV といったいわゆるテレパソソフトであり、
また ClipOn を始めとした HDD レコーディングを行うデッキ、
DVD-RW/RAM をメディアとするデッキもその範疇に含まれるであろう。
輸入されている PowerTVR と WinDVR はまもなく Tivo 社によって
訴訟が起こされるでしょうが、ここは日本。
また特許が認められる前に製品になっているものについては、
その特許による制限やロイヤリティーは発生しません。
日本において Tivo 社が特許申請しているかどうか分かりませんが、
日本発の GigaPocket や Smart Vision TV はさほど影響を受けないでしょう。
ただしアメリカ版の GigaPocket はこの問題に多いに関わってくるでしょうし、
今後のバージョンアップについて影響を及ぼすことはありえます。
もしかしたら日本においては別企業によって特許取得済みかもしれません。
ちなみに特許が公開されないアメリカとは違い、日本では特許は公開されており
インターネットでも検索できます。
(ちなみに私も暇なときは特許を眺めていることがあります)

特許は深く浸透した技術の中にひょっこり顔を出し、
うまい汁を吸うだけの害虫的特許が少なくありません。
有名な例がドイツの Frauenhofer 社の MP3 エンコード技術、
アメリカ Unisys 社の Gif 圧縮技術(LZW アルゴリズム)が挙げられます。
これらは特許を傘にきて積め寄ったおかげでロイヤリティーフリーの
別技術を生み出す結果となり、自分の首を絞める結果となっています。
Tivo 社が取得したタイムシフトの特許も同じ道をたどるのか?
それともオープンな世界を作り出すのか?
今後の動向がとても気になります。

CLIE で1時間に渡って書き続けた日記もそろそろ閉じましょうか。
00:00
トラックバック 0 タグ


トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.


コメントはありません
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。










NucleusCMS BBClone NP_Moblog php editor SatelliteMG
[0.12sec.] Nucleus CMS v3.41